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詐欺の種類と断り方
@オレオレ詐欺(振込み詐欺) 知り合いが困っている事を装って、解決するためにはお金の振込みが必要だと迫って来ます。銀行が閉まる直前を狙い、時間がないと言って本人確認する暇を与えないようにするケースが目立ちます。
◎パターンA 「オレだよ、オレ」と家族を装って電話を掛けてきます。「事故を起こした」「妊娠させてしまった」「会社の金を横領したのがばれた」などと助けを求め、指定口座にお金を振り込ませようとする手口。
◎パターンB 警察官や弁護士・保険会社を装い、交通事故の示談金を振り込むよう要求してくる手口。パトカーや救急車のサイレンの音を効果音として使うなど、凝った手口も増えています。 子供や孫を装った人が電話に出るのは最初のほんのわずかな時間だけで、しかも泣き叫んだりしているため、電話だけでは本人かどうか確認するのは困難です。
◎パターンC 「お宅の息子がうちの娘を妊娠させた」などと女性の親や友人を装って中絶費用や慰謝料を請求してくる手口です。 息子を装った男性が電話に出るのは最初のほんのわずかな時間だけなので、電話だけでは本人かどうか確認するのは困難です。
◎パターンD 職場の上司を装い、「お宅の息子が会社の金を使い込んだ。今日中に帰してもらわないと会社が倒産する。倒産したら多額の賠償金を請求する」と振込みを急かしてきます。
◎パターンE 警察を名乗り「お宅の息子さんが痴漢で捕まった。相手は示談で済ませると言っているのですぐに弁護士に連絡をするように」と言われ、指定された弁護士に電話をしたら当日中にお金を振り込むように言われた。
★★ 対策 ★★
◆本人に直接確認するまでは振り込まない 一度電話を切ってこちらから掛け直すと言っても、相手はあれこれと理由を付けて電話を切らせないでしょう。本人に掛け直されたら都合が悪いですから。それなら用件をすべて聞き終えた後に本人にすぐに連絡して確認をするようにしましょう。本人と連絡が取れない場合は職場や学校、友人などに連絡して確認してみましょう。
◆本人と確認が取れなかったら 本人が通う学校や職場、または本人と親しい友達に連絡してみましょう。電話の内容と明らかに矛盾しているアリバイが出てくるかもしれません。「息子さんは朝からちゃんと出社してますよ」なんてあっさりと確認できることも珍しくありません。
◆こちらから名前を言わない 子供や孫かもしれないと思っても、こちらから「○○くん?」などと聞き返すことは避けましょう。わざわざ相手に教えてしまう事になります。
◆敢えて違う名前を言ってみる わざと「△△くん?」などとでたらめな名前を聞き返してみましょう。「そう、△△だよ」と乗ってきたらニセモノだとすぐにわかります。
◆でたらめな質問をしてみる 実際は結婚していないのに「奥さんは元気?」などと本人なら間違えるはずがないようなでたらめな質問をしてみましょう。 想定外の質問をされると相手も焦ります。ボロを出すかもしれません。
◆警察はお金の話しをしない 警察を装った電話が来ても、そもそも警察がお金の話しをしてくること自体が考えられません。反則金は違反切符が届いた後に振り込むものですし、警察が個人の口座に和解金を払うよう忠告するなんて事はありえません。
◆ナンバーディスプレイで確認 もしも警察署から電話がかかっている場合、電話番号の最後は「110」になります。違う番号からなら怪しいと思ってください。
◆弁護士、保険会社もお金の話しはしない 弁護士や保険会社の人も、事故の当日中に振り込まないと成立しないような示談の話しをすることはあり得ません。
◆エクスパック500も注意 郵便局の定型小包郵便(エクスパック500)や宅配便を使って現金を送らせるケースもあります。もしもそのような指定をされた場合は、この話を思い出してこちらをご覧ください。実際の詐欺事件で送付先として指定された住所の一覧です。一覧に乗っている住所だった場合はすぐに警察に連絡しましょう。
◆病院名と病院の場所を確認しましょう 中絶費用を請求された場合、すでに手術をしたと言うのであればどこの病院で手術をしたのかを確認しましょう。どうしても今日中に手術代を払わなければ娘は帰さない、なんて病院はあり得ません。直接支払い方法・支払時期について病院を交渉すると言って連絡先を教えるよう求めてみましょう。
◆まだ手術前ならば 急ぐ必要はありませんね。病院の代金は後払いです。まだ手術をしていないならばどうしても当日中に現金を振り込まなければならない理由もありません。
※とにかく本人に確認する事。 ※本人と連絡がつかなければ本人の学校・職場・友人に確認を。 ※それでもはっきり確認できない時は親戚や警察など、第三者に相談しましょう。
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Aクリック詐欺 携帯電話やパソコンのWEB画面で特定のボタンを押しただけで「登録手数料」や「解約手数料」を請求する手法です。 「もしかしたら変なボタンを押したのかも?」「払わなかったら大変な事になりそう」という不安や「アダルトサイトを見ていた事を家族に知られたくない」という心理を巧みに悪用した手口です。
パターンA パソコンでバナー広告やリンクをクリックしただけで、「登録完了」と表示されたり、「登録画面」に飛ばされどのボタンを押しても結局「登録完了」となり、登録手数料や月額使用料を振り込むよう表示される。
パターンB 携帯電話・パソコンともにWEBページのガイダンスに従って操作しているうちにいつのまにか「登録画面」に飛ばされたり、いきなり「登録完了」と表示され、手数料の振込みを求められる。
パターンC アダルトサイトで「18歳以上」「入場する」ボタンをおしたことにより「登録画面」または「登録完了」と表示され、入会手数料を要求される。
パターンD 送られてきたEメールを操作しているうちに「登録画面」または「登録完了」と表示され、入会金等の振込みを求められる。
パターンE 心当たりのない出会い系やアダルトサイトなどのメールマガジンを解除しようとすると「解約手数料」「違約金」などを振り込むよう表示される。
★★ 対策 ★★
◆知っている振りをしてきます いずれのパターンにせよ、画面上にあなたの「携帯電話の機種名」や「今いる都道府県の位置」「パソコンのIPアドレス」「パソコンのプロバイダ名」などを表示させ、いかにもあなた個人が特定されてしまったかのような恐怖心を煽ってきます。 しかしこれらの情報はWEB閲覧やメールの受発信をすれば簡単にわかる程度の情報。これだけではあなた個人を特定する事はできません。
◆本当に知っているなら それにもしもすでにあなたの名前や住所・電話番号を特定しているなら、画面にそれらの情報を表示させるでしょう。その方が遥かに脅しの効果は上がるからです。表示されないのは知らないからです。安心しましょう。
◆むやみにクリックしない アダルトサイトのリンクやバナー広告はもちろん、「同意する」「登録する」「入会する」「応募」「申し込み」などのボタンを簡単にクリックしてはいけません。規約がある場合は面倒でもすべて目を通すくらいの慎重さが必要です。規約画面を印刷しておけばベストです。
◆アンケートや懸賞サイトには気を付ける アンケートや懸賞のサイトで応募をする時は注意しましょう。メールマガジンや会員の登録も同時にする画面になっているものも少なくありません。必ず画面をよく確認し、怪しいチェックボタンや規約がある場合は応募をやめましょう。
◆請求には応じない このようなクリック手口による不当請求は無視してかまいませんが、不安なときはできるだけ多くの情報と一緒に警察もしくは国民消費生活センターへ相談しましょう。
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B架空請求 葉書や封書でアダルトサイトやダイヤルQ2等の利用料金・遅延延滞金、諸費用等の支払を請求して来ます。 連絡先として携帯電話の番号が入っている事が多く、「払わなければ近親者から回収する」「連絡がつかない場合は職場に連絡する」など不安を煽る文面が記載されています。 法務大臣から依頼された債権回収会社であることを装う場合もあります。 特に最近、封書を使った架空請求詐欺が急増しています。従来の葉書を送る手口が一般に知られてしまったためだと思われます。
★★ 対策 ★★
◆身に覚えがないなら 放っておいてかまいません。どうしても気になるならコピーを手元に残して現物を警察に届けましょう。すでに同じ葉書が何枚も届けられていることも珍しくありません。架空請求は無視をするのが鉄則です。
◆差出人を調べる 身に覚えがないならまずはこちらで差出人を調べてください。これは国民生活センターがまとめた「架空請求の相談が多い業者名の一覧」です。もしも差出人がこのリストに載っていたら迷わず警察に連絡してください。
◆連絡は取らない 身に覚えがない、どういうことかわからない、からと言ってこちらから連絡する事はやめましょう。それこそ相手の思う壺です。あなたが送り先の住所に実在する事や問い合わせ時にあなたの電話番号を知られる恐れがあります。
◆ただし簡易裁判所と書かれていたら 発信者が簡易裁判所となっている場合は注意が必要です。いくら身に覚えのない請求であっても支払義務が生じてしまう理不尽な制度があるからです。詳しくは以下に記載したC少額訴訟詐欺・支払督促制度詐欺の欄を参照してください。
◆債権回収会社とは 法務大臣の許可を受けた場合のみ、債権(借金や滞っている利用料等の支払)の回収を代行することができます。 →法務大臣の許可を受けている債権回収会社の一覧 上記の一覧にない会社から「債権回収の依頼を受けて・・・」という文面が届いたらそれはいんちきです。もし一覧に乗っている会社名が記載されている場合は上記URLに記載されている電話番号に確認してください。間違っても葉書に書かれた番号には電話しないでください。
◆そもそも債権回収会社は・・・ 正式な許可を受けた債権回収会社がアダルトサイトの入会金や利用料金の請求をすることはあり得ません。まったく無視して結構です。
◆ハガキ・封書に書かれた住所を調べる 架空請求をする業者は素性を知られることを恐れます。記載された住所を調べて見ると、番地が存在しなかったり、ぜんぜん違う社名だったりします。住所・社名とも実際のモノで送ってきたら足がついてしまいますから。
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C少額訴訟詐欺・支払督促制度詐欺 ともに簡易な手続きで金銭トラブルを解決させるために簡易裁判所が運用している制度です。 架空請求は無視するのが鉄則ですが、簡易裁判所から出頭命令が届いた場合は例え身に覚えのない請求でも出頭を無視するとあなたの敗訴が決まり、支払義務が生じてしまいます。
★★ 対策 ★★
◆本当に簡易裁判所からの通知か? ここが一番のポイントです。通知に書かれた連絡先が実在する裁判所の電話番号かどうか、絶対に確認してください。確認が取れたら裁判所に電話をし、通知が本物であるかどうか、本当に出頭命令が出ているのかどうかの確認をしてください。
◆異議申し立て書は入っているか 本物の通知書ならば「異議申し立て書」が同封されています。訴えられた側のあなたの言い分も公平に聞くための制度です。もしも通知が本物であるならば、通知の到着後2週間以内に異議申し立て書を提出しなければ差し押さえ等をされる恐れがあります。
◆架空請求でも勝てない 繰り返します。もし本当に架空の請求であっても、業者が実際に簡易裁判所に申し立てをし、簡易裁判所があなたに出頭命令を出したなら、あなたが異議申し立てをするか、出頭して反論しない限りあなたに支払義務が生じてしまいます。架空だろうと訴訟は起こせてしまうのです。必ず裁判所に連絡し、本物の出頭命令かどうかをきちんと確認しましょう。
◆警察に通報する この手の手法は本物の制度を悪用しているだけにかなり悪質です。通知が本物かどうか自分で確認しただけでは不安も残ります。簡易裁判所を装った通知が届いた場合はいづれにせよ、警察に相談し、警察から裁判所へ事実確認をしてもらうようにしましょう。
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Dフィッシング詐欺 実在する銀行やクレジットカード会社、ネットショップ等を装ってメールを送ってきます。メール内に書かれたURLをクリックするとその企業のホームページそっくりの「罠のサイト」が開かれます。 本物のサイトと同時に別ウィンドウで「罠のサイト」も同時に開き、あたかも本物のサイトと関連したページであるように見せかける手口もあります。 どちらも「罠のサイト」にクレジットカードの番号や暗証番号を入力させて、情報を入手する事を目的にしています。
★★ 対策 ★★
◆メール内のURLから手続きをしない 「有効期限の更新をしてください」「カード番号の認証確認です」などのメールが届いたらメール内のURLから更新や認証手続きをしないでください。 その企業の正式なホームページを検索し、そこから入るようにしましょう。
◆アドレスバーでURLを確認 アドレスバーに記載されたURLを見てみましょう。その企業の正式なホームページとまったく関連のないアドレスなら怪しいと思ってください。 もしも関連したURLであったとしても、アドレスバーの表示は偽装も可能なので100%できるわけではありません。
◆不審に思ったら確認を 少しでも不安・不審に思ったら迷わずに直接その企業に確認をしましょう。ただし届いたEメールに書かれた連絡先に連絡しても無駄です。あくまでも正式な企業のホームページを一旦検索し、そこから問い合わせをしてください。
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E振込先変更詐欺 マンションやアパートの各部屋のポストに、家賃の振込口座が変更になったとの文書を入れてニセの口座に振込みをさせる手口です
★★ 対策 ★★
◆とにかく確認を 振込先が変更になった場合は必ず大家さんや管理会社に直接確認をしましょう。紙切れ一枚だけで安易に振込先を変えないようにしましょう。 どのような手口であれ、事実確認を怠る事は致命傷になります。面倒くさがらず、しっかりと確認をしましょう。
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