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連れ去りの手口と対策
◎パターンA 道に迷ったふりをして近づき、目的地まで一緒に行って欲しいと声を掛ける。 徒歩の場合もあるが、車に乗せられ連れ去られることが多い。
◎パターンB 母親・父親の知り合いを装い、「お母さんが待ってるから一緒に行こう」と声を掛けてくる。「お母さんが病院に運ばれた」などと悪質な嘘で誘うケースも見られる。
◎パターンC 「おもちゃを買ってあげる」「お菓子を買ってあげる」と声を掛けてくる。
◎パターンD カブトムシやカードゲームのカードなど、子供が興味を引くものを見せ、「もっと見せてあげる」「別のをあげる」などと自宅等に連れて行く。
◎パターンE 「コンタクトレンズを落とした」「犬がいなくなってしまった」から一緒に探して欲しいと声を掛け、隙を見て車に押し込まれ連れ去られる。
★★ 対策 ★★
◆知らない人には着いていかない 連れ去り対策の基本です。しかし子供にとっては意外と難しいもの。近所の顔見知りのお兄さんが犯人、なんて事も珍しくない世の中です。 ただ単に「知らない人に誘われたら断るのよ」とだけ子供に言うだけでは子供は判断ができません。 「どこまでが知らない人か」「近所でもどの人には気を付けなければいけないのか」、また実際に声を掛けられたら「何て言って断ればいいのか」など、できるだけ具体的に子供に話しをしておくことが必要です。
◆友達が一緒だからと安心しない パターンDのケースでは複数の子供が自宅に誘い込まれて監禁される事件がありました。パターンEのケースもみんなで一緒に探しているうちに友達と離れてしまうことも考えられます。 友達と一緒の時でも知らない人には着いていかないように、子供には徹底させましょう。
◆防犯ブザーは必須 恐怖を感じたり、不安を感じたり、または思いがけない状況に遭遇したりするとなかなか大声を出すのは難しいものです。防犯ブザーは今や子供の必須アイテムです。必ず持たせましょう。
◆防犯ブザーは鳴らしやすい場所に しかし単に防犯ブザーを持たせているからと安心してはいけません。 例えばランドセルに防犯ブザーを付けた場合、ブザーを鳴らす時に一度ランドセルを背中から下ろさなければなりません。隙もできるし犯人にブザーを鳴らそうとしている事を気づかれてしまいます。 外を歩く時は防犯ブザーは手に持たせるか、ズボンのベルトやポケットなど、手の届きやすい所に付けるようにさせることが必要です。
◆近所の絆 子供を守る一番の対策は、近所の絆です。 近所や親同士で協力してパトロールができれば一番ですが、そうもいかない場合は公園や路地裏など、子供たちがいそうな場所を買い物ついでに覗いてみるだけでも効果はあるでしょう。
◆子供の行動を把握する 子供が遊びに出かける時は、誰とどこで遊ぶのかを必ず聞くようにしましょう。買い物などで親が不在の時に子供が遊びに出かける時はメモを置いていかせるようにしましょう。 また、日頃から子供がよく遊んでいる友達の名前と家の電話番号・住所は把握しておきましょう、最近では個人情報保護法を理由に連絡網や住所録が配られないところも少なくありません。自分で把握するように努めましょう。
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襲われやすい場所と対策
エレベーター マンションや団地のエレベーターには気を付けてください。 子供が来るのを物陰に隠れて待ち、扉が閉まる瞬間に乗り込んでくる場合があります。
★★ 対策 ★★
◆周りを確認 エレベーターの回りに見知らぬ人がいないかを確認してから乗るようにさせましょう。見知らぬ人がいる場合はエレベーターを一台見送るくらいの警戒心を持たせましょう。
◆相手も一台見送ったら エレベーターが来たにもかかわらず、相手もエレベーターに乗らない場合は危険大です。子供と一緒に乗り込む事を狙っています。 そのような場合は一旦安全な場所に移動するか、周囲の大人に助けを求めましょう。
◆エレベーターでの立ち位置 エレベーター内ではボタンのすぐ前に立ちましょう。いざという時に警報ボタンが押せるようにです。 また、後ろから襲われる危険を防ぐために、壁を背に向けて立ちましょう。
◆知らない人と二人になったら 知らない人が乗り込んできて、二人きりになってしまったら、間に合えば入れ違いでエレベーターを降りてしまいましょう。 もしも扉が閉まってしまったら、一番近い階のボタンを押して、すぐに降りられるようにしましょう。 焦って今何階にいるのかわからない場合はすべての階のボタンを押してしまいましょう。
◆管理組合に交渉しましょう エレベーター内は子供に限らず、大人の女性も大いに危険な場所です。 もしもエレベーター内に監視カメラがついていない場合は住人で団結し、管理組合に設置を交渉してみましょう。

階段や階段の踊り場、屋上、駐輪場、駐車場 これらの場所は死角になりがちです。 犯罪者は事前の下見で人通りの少ない時間・場所を確認しているものです。
★★ 対策 ★★
◆明るくする 特に階段や駐輪場付近は暗くなりがちです。 ワット数の大きい電球にしたり、電灯の数自体を増やしたり、できるだけ明るい環境にしましょう。
◆死角をなくす 踊り場等に背の高い荷物を置いたり、身を隠れる場所を作らないようにしましょう。できるだけ明るく、見通しをよくして犯罪者が隠れる場所をなくします。
◆防犯カメラの設置 防犯カメラを設置できればベストです。人通りも少なく、どうしても死角になってしまうことを防げない場所がある場合は是非検討しましょう。
◆周囲の確認 日頃から死角になる場所、暗くなる場所を子供によく伝えておきましょう。それらの場所をどうしても通らなければならない時は周囲をよく見回し、足早に通り過ぎるように言っておきます。

公園・空き地 子供が集まる公園や空き地は子供を狙った犯罪者にとっては格好の場所です。特に周囲が樹木で囲まれていたり、フェンスで中が見づらい場合などは注意が必要です。
★★ 対策 ★★
◆不審な人がいたら避ける 公園のベンチに見知らぬ人が座ってこっちを見ていたり、公園の周囲をうろうろしている不審な人がいたりしたら、その場所から離れるようにさせましょう。 不審者がいた場合にはどうすればいいか、普段からできる限り具体的に子供に指示をしてあげることが大切です。
◆市役所に交渉する せっかくの公園なのに危険で子供を遊ばせられないような場所は市役所に相談して環境の改善をお願いしてみましょう。 お役所はなかなか腰が重いものですが、近所や学校で集めた署名を持っていくなどして行政の協力を勝ち取りましょう。

家の玄関 家の玄関まで無事に辿り着いてもまだ安心できません。中に入ろうと玄関を開けた瞬間も犯罪者にとってはチャンスなのです。 特に共働き等で親が不在がちな「鍵っ子」は注意が必要です。 住民基本台帳であらかじめ母子家庭を調べてから狙ってくるケースもあります。
★★ 対策 ★★
◆鍵をポスト等に置いて出かけない 犯罪者はどこで見張っているかわかりません。ポストや植木鉢の下に鍵を隠した瞬間を見られてしまえば、合い鍵を作ることなど実に簡単なことです。
◆ドアを開ける時は慎重に ドアを開ける瞬間は危険だという事をよく子供に教えておきましょう。 鍵を開ける前に周りを見回し、人がいないことを確認させましょう。見知らぬ人やこちらを見張っているような気配がある場合には、近所で大人がいる家に避難させてもらえるよう、日頃からお願いをし、子供にも話しをしておきましょう。
◆ドアチェーンは必ずする 子供が家に一人でいる時は玄関のドアチェーンは絶対にさせるよう習慣づけさせましょう。1階の窓も網戸にはせず、しっかりと閉めておいた方が安全です。 犯罪者はターゲットにできそうな家を常に見張っています。子供が一人だと確認できると大胆な行動にでることを憶えておきましょう。
◆チャイムには反応しない 子供が一人の時はチャイムが鳴っても出させない方が無難でしょう。 宅配便は留守ならば休日や夜間の親がいる時間に再配達を頼めばすみますし、他の用事にしても子供が出たところで、結局親が戻らなければわからないことがほとんどです。
◆電話も気を付ける 電話で親がいないことを確認してから家に来る場合もあります。見知らぬ相手や業者からの電話の場合は「出かけていていない」ではなく、「具合が悪くて寝てしまってて電話に出られない」と言わせた方が安全です。
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